東名高速のバス事故、使用していたバスがたまたま最新型のバスだったという運とバス会社の迅速かつ的確な対応により奇跡的な顛末を辿っている。
当日運行していたバスの安全技術、バス会社の対応の速さ、危機管理システムの洗練、どれ一つ抜けても大惨事に成り得た事故。冗談抜きでSully(ハドソン川の奇跡)並に当事者の危機管理能力の高さを賞賛されるべき案件だと思う。
問題はこの奇跡を演出する為の要求リソースが大きすぎる、という所で。自動車の安全技術の要求水準のべらぼうな高さによって、そこで働く人間の負荷がひたすら大きくなっている(≒生産性が低下している)側面もかいま見られたり。
今、仕事でインフラ業界にちょっとだけ噛んでる人間としては、現在の日本においてはリスクにかけるコストは財源が限られている中で「どこまでやるか」の折り合いを付けなければいけないフェーズになっている訳で、少しく複雑。コスパを突き詰めた状況だったら今回の事故では死者が確実に2桁になっていたハズなんで。
まとめりゃ、今回の件は運が良かったね、としか言えないなという所です。
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