2017年7月8日土曜日

チームプレイにおけるボトルネック、もしくは人事考課

「他の人がトレースできるように課程を示す事」という原則が事務仕事には存在します。

「他の人がトレースできる」というというのがとんでもなく厄介で、例えば、Excelを使った作業だと、最悪「効果的な使い方を全く知らず、方眼紙としてデフォルトで使ってしまう人」を想定しなければいけません。こういう場合、ボトルネックが「Excelを使えないバカ」になってしまいます。

sum関数が使えればまだマシな方で、結構な確率で関数禁止、検算は電卓で、という状況に追い込まれます。Excelの結果を電卓で検算する職場というのが散見されますが、別に検算をしている人が無能、という訳ではなく組織の中で最もExcelが使えない人のレベルがそう、というだけなのです。こういう状況になると、個々人のスキルアップが全く効果を為さない、どころか、大抵有害な方向に働きます。自分が使える強力な武器を使えず、原始的な方法を強いられるというのは思った以上にストレスですし、組織に対しての忠誠心も目一杯落ちます。


この問題の解消には「一番Excelが使えないチーム内の人間のエクセルスキルを上げる」のが最も効果的なのですが、大抵その人は組織の長だったりします。彼らには末端の人間がやる作業手順なんか覚えている時間なんてありません。管理職は忙しいのです。


こういう状況で出てくるのが、出力されたデータに責任を持つ人間を作り、権限を委譲する事です。Excel処理能力の高い責任者を一人置く事でデータの精度を保証したままボトルネックを解消する、という冴えた方法です。


問題は、データ責任者を指名するのがExcelが使えない組織の長だったりします。本人のイメージによって責任者は指名される訳で、そのデータ責任者が実は2番目にExcelが使えない人間だったという話もあります。年功序列滅べ。

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