自分の意見をまとめると
・トラタワあきません
・ニッチャーはニッチャーのままでいなければいけないのよ
・企業のコンプラと消費者の需要との対立ですなー
という3本立てです。
- 違法プライズのスケール感
とりあえず、今回やらかしたトラタワ系列、どれくらいやらかしていたかというと
社長らは容疑を認めた上で、「偽グッズを入れたゲーム機は1週間の売り上げが約170万円あった」と話しているという。
引用:ラブライブ!偽グッズを景品にした疑い ゲーセン摘発
一週間の売上が170万という事は52週を掛けると年間8840万、1億近くを違法プライズで稼いでいた計算。
AOU発表の2014年のプライズ売上高が約1800億円、東京での売上を人口比を考えて全体の10%とすると180億円、クレーンゲーム研究所だけで東京全体の0.5%近くの売上を計上していると考えると、流石にメーカーとしても放っておけない規模。残念だが当然。
んで、トラタワの親玉(
参考:TDB企業サーチ(サービスを利用すると500円かかります)
ここで500円支払って見た感じだと、2014年度と比べて2015年度は売上も利益も伸ばしている。2年分しかデータがないので違法プライズが高成長分野かどうか判断するのは早計だが、規模が大きい事は確か。気になったら支払ってデータを見てみるといいかも。
- 結局何故トラタワのネット回線は止められたか
大体契約書には反社会的行為やってる事が解ったらサービス停止すんよ、みたいな条文があるようで、メーカー側も警察から摘発を食らったというお墨付きを持って、停止とした説が有力。そりゃヤ〇ザと取引しているのバレたらあきませんし。
コンプライアンスの問題だと、他の企業も横並びで止めにかかってくるだろうからいよいよもって死ぬが良い、という事になりそう(KONAMIとTAITOはまだ動かしているのかしら)。
ただ、こういう措置を見て他の中小ゲーセンが「次はうちが制裁食らうんじゃないか」と戦々恐々としている状況を見ると、あまり良い方向に動いていないかなぁと。
- 大企業がカバーできないグッズを補完する役割としての違法プライズ
追記・完全に憶測でした。申し訳ありません。
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